About

進化発生・神経情報学研究室

細胞同士はどのように連携(情報伝達)し階層を超え個体として機能するに至るのか?生物の透明性はどのようにして獲得されたのか?

変態などの体を作り変えるしくみの解明や運動神経回路の発生機構解明、生物多様性プラットフォームの構築などにも取り組んでいます。

脊索動物ホヤをモデル生物として用いた研究を行っています。ホヤは脊索動物のエッセンスを凝縮したようなシンプルで無駄のない生物です。

このホヤの良さを最大限に引き出すことでこれまで解けなかった生物学のBIGクエスチョン(命題)に挑んでいます。

News

ニュース

News
2024-11-15
論文
堀田先生・M1宮坂駿佑さん・岡先生・D3紫藤拓巳さんによる論文「Staring into a crystal ball: understanding evolution and development of in vivo aquatic organismal transparency」が公開されました。
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2024-10-22
論文
論文がアクセプトされました!タイトル:『 Special Issue: Tunicates in Evolutionary Developmental Biology: Perspective Staring into Crystal Balls: Understanding Evolution and Development of in vivo Aquatic Organismal Transparency』著者:堀田先生・M1宮坂駿佑さん・岡先生・D3紫藤拓巳さん
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2024-10-14
口頭発表
10月12~14日に松山で開催されたThe 29th Biennial Conference of Asian Association for Biology Education(AABE 2024)にて堀田先生・D3紫藤拓巳さん・B4上田理名さんが口頭発表とvRinkaiワークショップを行い、Best Presentation賞を受賞しました。おめでとうございます!
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2024-09-29
ラボニュース
ラボ改修工事が終了し、実験室と居室が綺麗に生まれ変わりました。
2024-09-27
受賞・採択など
D3紫藤拓巳さんが学振PDに採択されました。おめでとうございます!
2024-09-26
招待講演
9月26日から27日に開催された生殖若手の会で堀田先生が招待講演を行いました。
2024-09-23
ラボニュース
9月23日〜24日にラボ合宿@秩父に行きました。
2024-09-12
口頭発表
9月12日から14日に開催された日本動物学会@長崎にてD2戸塚望さん・M2髙橋茉莉奈さんが口頭発表を行いました。
2024-08-30
口頭発表
8月30日に開催された比較免疫学会@日吉にてD2戸塚望さんが口頭発表を行いました。
2024-07-22
口頭発表
7月22日から26日に開催された12th International Tunicate Meeting @UCSCCにて堀田先生・D2小暮悠暉さん・M2髙橋茉莉奈さん・M2水谷日菜さんが口頭発表を行いました。
2024-07-04
招待講演
7月22日から26日に開催される12th International Tunicate Meeting @UCSCにてD2小暮悠暉さんが招待講演に採択されました。
2024-04-30
メディア
D2戸塚望さんが講演を行ったNBRPセミナーがYouTube公開されました。
詳しくはこちら
2024-04-26
招待講演
沖縄OISTでの国際シンポジウムにてD3紫藤拓巳さんが招待講演を行いました。
2024-04-18
メディア
昨年放送され、堀田耕司先生が出演したサイエンスZERO「ホヤ」が好評につき、4/28,5/4にアンコール放送されることとなりました。
2024-04-18
口頭発表
6/20に開催される日本発生生物学会にてD2小暮悠暉さんが口頭発表に採択されました。
2024-04-17
受賞・採択など
M1吉野桜子さんが物質・デバイス領域共同研究拠点事業「次世代若手共同研究」に 採択され「2024年度拠点卓越学生研究員」の称号を付与されました。おめでとうございます!
2024-04-01
ラボニュース
進化発生・神経情報学研究室を立ち上げました。新たに3名のメンバーが加わりました!

Publications

論文・発表

Transitions of motor neuron activities during Ciona development

Madoka Utsumi et al.

Distribution changes of non-self-test cells and self-tunic cells surrounding the outer body during Ciona metamorphosis

Nozomu Totsuka et al.

Multimodal factor evaluation system for organismal transparency by hyperspectral imaging

Takumi Shito et al.

MiniSOG2-mediated Specific Photoablation of Motor Neurons in Ascidian Embryos

Madoka Utsumi et al.

Admp regulates tail bending by controlling ventral epidermal cell polarity via phosphorylated myosin localization

Yuki Kogure et al.

Menbers

研究室メンバー

堀田 耕司

准教授

紫藤 拓巳

D3

小暮 悠暉

D2

戸塚 望

D2

髙橋 茉莉奈

M2

水谷 日菜

M2

森 優衣

M2

宮坂 駿佑

M1

吉野 桜子

M1

上田 理名

B4

嘉代 冴絵

B4

土井 愛美

B4

西尾 美咲

B4

For students

学生の方へ

当研究室の特色

各種蛍光センサーを用いて生体内の特定の分子動態や神経活動を可視化できるバイオイメージング法は近年、生命科学におけるブレイクスルーを生み出してきました。

我々は他にもオプトジェネティクス法、ラマン顕微鏡、原子間力顕微鏡AFM、ハイパースペクトルカメラ、バイオインフォマティクス、機械学習、3Dプリンタ等などの最先端の科学技術をつかいこなし、脊索動物のエッセンスを凝縮したようなシンプルなモデル動物ホヤの良さを最大限に引き出すことでこれまで解けなかった謎、

  • 細胞同士はどのように連携し階層を超え、個体として発生・機能するのか?
  • 個々の生物の興味深い特徴(多様性)は進化・発生の過程でどのように獲得されるのか?
  • 神経回路はどのように生じ運動を生成するのか?

などを解くことに挑戦しています。

これらは最初は役に立つかわからないけど独自の面白い基礎研究からスタートし、生物学における重要な発見につながった例です。

ホヤは脊椎動物に最も近縁発生が早くシンプルなボディプランをもち、全ゲノム配列や神経細胞の全接続関係について明らかにされている理想的なモデル動物です。

ホヤを用いることで個体レベルの生命現象を分子・細胞レベルから解明することができます。

SDGsに貢献する科学教育活動にも取り組んでおり、生物多様性教育プラットフォームの構築も行っています。

さあ一緒に生命のBig Questionを解く面白い研究をしよう!


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場所

〒223-8522 横浜市港北区日吉3-14-1

慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科

進化発生・神経情報学研究室(堀田研究室)

16D-204,16D-206号室

電話

045-566-1700